フェアで効率的な選考
就職の採用フローについて。
社会人でないとわからない部分だらけだと思うが、選考を受ける側の立場だからこそ見えている部分というのもあると思う。
学歴重視、面接重視、書類重視、いろんな方法があると思うが、人事のキャパシティー的にも限度はあるし、かといって学歴だけで一番よい人材を確保できる保障もないだろう。
とすると、どんな選考をしたらよいのか?
(もちろん、重視する技術などが明確な業界の場合、独自のやり方があると思うが。)
応募者が1500人居るとして、その中から30人を採用するとする。
- 学歴重視型
1)履歴書提出
- 大学名と専攻のみで2割に絞る (1500 → 300)
2)エントリーシート提出、筆記試験 (300名受験)
- 面接3回 (→65→35→30)
- 学力重視型
1)履歴書提出 (1500→1200)
2)筆記試験、エントリーシート提出
筆記の上位者を選出 (→300)
エントリーシートを読む (→150)
- 面接3回 (→65→35→30)
労力としてはほとんど同じだが、上はコストを省いた分、学歴に頼っている感じの選考で下は実力重視。
こうだったらフェア?
A)履歴書の大学名と専攻に対して点数化 (/20)
B)自己PR、エントリーシートを点数化 (/50)
2つの足し算で1次選考。上位3割程度を選出。
C)筆記試験を点数化 (/30)
B) + C)で上位150名をピックアップ
ただし、エントリーシートをすべて読む、というのはあまり現実的ではない?筆記とESの位置づけを逆にすればだいぶ労力は抑えられるがその分コストはかかる。
結局そのバランスが難しいのだろう。